育児の悩み

親が子どもにイライラする理由は?自分で決めたことをやらない時に見直したい優先順位

「自分で決めたことなんだから、ちゃんとやってほしい」

そう思っているのに、子どもは遊びや趣味、友達とのやりとりを優先して

本当にやらなければならないことを後回しにしてしまう。

そんな姿を見ると、親としてはどうしてもイライラしてしまいますよね。

私も、子どもが受験を控えていた時期に、何度も同じ気持ちになりました。

「今やるべきことがあるはずなのに、どうして動かないんだろう」

そう感じるたびに、つい口を出したくなったものです。

でも今振り返ると、親がイライラするのには理由があり

どもが動けないのにも、子どもなりの理由があったように思います。

この記事では、親が子どもにイライラしてしまう理由と

子ども自身に優先順位を考えさせる関わり方について

体験談を交えながらまとめました。

親が子どもにイライラする理由とは?

親が子どもにイライラしてしまう理由は、
ただ言うことを聞かないからではなく
「このままで大丈夫なのかな」という不安があるからだと感じています。

たとえば、

・勉強をしない

・提出物を後回しにする

・習い事や部活の準備が遅い

・やると決めたことを途中でやめてしまう

そんな姿を見ると、親の頭の中にはすぐに先の心配が浮かびます。

「今のままで将来困らないかな」

「あとで本人がつらい思いをしないかな」

「今が大事な時期なのに、間に合うかな」

こうした不安があるからこそ、親は何度も声をかけてしまうし

それでも動かない子どもに対してイライラしてしまうんですよね。

とくに、親からみれば「今やるべきこと」がはっきりしている時ほど、

その気持ちは強くなります。

遊びや趣味、スマホ、友達との通話やDMに時間を使っている姿を見ると

「それより先にやることあるでしょう」

と言いたくなるのは自然なことです。

つまり親のイライラは、怒りだけではなく

心配や期待が重なった気持ちでもあるのだと思います。

子どもはなぜ自分で決めたことをやらないの?

子どもが自分で決めたことをやらないのは
やる気がないからだけではなく、今の自分にとって
何を優先するべきかが整理しきれていないからだと感じています。

子どもにとっては、遊びや趣味、友達との時間も全部大切なものです。

大人から見ると、後回しに見えることでも

本人にとっては「今しかない楽しい時間」だったり

「気持ちが休まる大事な時間」だったりします。

さらに子どもは、将来から逆算して今の行動を決めるのが

まだ得意ではありません。

大人なら「今ここで頑張っておけば後でラクになる」と分かっていても、

子どもは目の前の気持ちに引っ張られやすいものです。

だからこそ、

「やらなきゃいけないのは分かっている」

「でも今はちょっと休みたい」

「あとでやろうと思っていた」

「気づいたら時間がなくなっていた」

という流れになりやすいんですよね。

しかも、家でイライラしてみえる時でも、実は学校や友達関係

部活など、外で気を張っていることもあります。

親からすると「なんでこんなに不機嫌なの?」と感じる場面でも、

子どもの中では言葉にできない疲れやストレスが積もっていることも

あるのかもしれません。

HiRoママ
HiRoママ

子どもが家でイライラしていた背景については、
こちらの記事でも詳しく書いています。

▶ 反抗期で荒れているのはなぜ?子どもが家でイライラしていた本当の理由

こうしてみると、自分で決めたことをやらないのは

単なる甘えや反抗ではなく、「今の自分にとって何を優先するべきか」が

整理しきれていない状態なのだと思います。

子どもの優先順位を自分で決めさせることはできる?

子どもに本当に必要なのは、親が全部決めることではなく
自分で優先順位を考える経験を重ねることだと感じています。

子どもにも、やりたいことや学びたいことがたくさんありますよね。

・勉強

・部活

・習い事

・友達との交流

・趣味の時間

・休む時間

どれも、その子にとって意味のあるものです。

だからこそ、親が一方的に

「これを一番にしなさい」と決めるだけでは、

なかなか本人の中に入ってきません。

大切なのは、

「あなたにとって今いちばん大事なことは何なのか」

「そのために今やるべきことは何なのか」

を、子ども自身が考えられるようにすることです。

親が答えを与えるのではなく、一緒に整理していく。

この関わり方に変わるだけで、子どもの受け取り方も

少し変わってくることがあります。

自分で決めたことには、自分なりの責任も生まれます。

もちろん、すぐに完璧にできるわけではありません。

それでも、考える経験を重ねることで、

「今は何を優先するべきか」を少しずつ

選べるようになっていくはずです。

うちの子が受験生だった時の話

うちの子が受験生だった時、私も何度も思いました。

「今は勉強する時じゃないの?」と。

大人は受験を経験しているので、この時期がどれだけ

大事なのかが分かります。

ここでどう動くかによって、先の結果が変わることも知っています。

だからこそ、つい口を出したくなるんですよね。

でも、その言葉は本人の耳にはなかなか届きませんでした。

親がどれだけ正しいことを言っていても、

子どもがそれを「自分のこと」として

受け取れていなければ、ただ言われた言葉で終わってしまうことがあります。

むしろ、何度も言われるうちに

気持ちを閉ざしてしまうこともあるんですよね。

そこで私は、一度ちゃんと話し合う時間をつくることにしました。

「あなたにとって、本当に今一番やらなくちゃいけないことは何だと思う?」

「それは、あなたにとって必要なこと?」

「もし必要ではないなら、やめるという選択もあるよ」

そんなふうに伝えました。

すぐに何かが大きく変わったわけではありません。

けれど、子どもなりに一人で考える時間ができたように思います。

親に言われたからではなく、自分で考える時間があったからこそ

少しずつ「今の自分に必要なこと」に目を向けるようになっていきました。

この時に感じたのは、子どもは子どもなりにちゃんと考える力を

持っているということです。

すぐ答えを出せなくても、自分で必要性を感じられた時には

少しずつでも動き始めるんですよね。

HiRoママ
HiRoママ

受験生のやる気を引き出すために、未来の自分を
想像させた話はこちらにまとめています。

▶ 受験生の心はどう動かす?親が焦るときに試したやる気の引き出し方

優先順位を決めてそれを実行させる方法

子どもに優先順位を考えさせるには、ただ「ちゃんとしなさい」
と言うだけでは足りません。

実行につながるようにするには、関わり方に少し工夫が必要です。

一度、話し合いの場をもうける

子どもが何かを後回しにしている時、

親はついその場で注意したくなりますよね。

でも、感情的になっている時ほど言葉は届きにくいものです。

だからこそ、落ち着いて話せるタイミングで

改めて向き合う時間を作るのがオススメです。

その時に大切なのは、責めることではなく問いかけること。

「今やるべきことは何だと思う?」

「それをやらないままで困るのは誰かな?」

「あなたはどうなりたいと思ってる?」

こうした問いかけは、子どもが自分の中を整理するきっかけになります。

本当に必要なことかを一緒に見直す

やることが多すぎると、大人でも動けなくなります。

子どもも同じです。

勉強、部活、習い事、友達付き合い。

どれも抱え込んでいると、何から手をつければいいのか

分からなくなることがあります。

そんな時は「全部やる」が前提ではなく、

本当に必要なものは何かを一緒に見直すことも大切です。

もし本人にとって必要性が低いものなら

やめることや減らすことも選択肢に入れていい。

この考え方を伝えるだけでも、子どもの気持ちは

少し軽くなることがあります。

子どもが一人で考える時間も大切にする

話し合いをしたあと、すぐに答えを出せなくても大丈夫です。

子どもには子どものペースがあります。

その場では何も言わなくても、あとから一人で考えていることがあります。

大事なのは、親が答えを押し付け続けないことです。

少し距離を置いて見守る時間があることで、

子どもは自分で考えやすくなります。

そして、本当に必要だと納得できたことには、

少しずつでも動けるようになっていきます。

結果ではなく積み重ねを見る

人間は誰でも、欲しいものやなりたい姿が簡単に手に入るわけがありません。

そこまでの努力や、日々の積み重ねがあってこそ、

少しずつ結果につながっていくものですよね。

このことを子どもに伝える時も、

「だから今すぐがんばって」と追い込むのではなく

「毎日の小さな積み重ねが大事なんだよ」と

伝える方が、心に残りやすいと感じます。

一気に完璧を目指すより、今日やるべきことを一つやる。

それを続けることが、結局はいちばん大きな力に

なっていくのだと思います。

まとめ

親が子どもにイライラしてしまうのは、

子どもが自分で決めたことをやらない時に、

「このままで大丈夫かな」という不安が強くなるからです。

でも、子どもにも子どもの大事な世界があり、

遊びや趣味、友達との時間も

その子にとっては意味のあるものです。

さらに、家で見せるイライラの奥に、

学校や人間関係で抱えている気持ちが隠れていることもあります。

だからこそ、ただ頭ごなしに注意するだけではなく、

今の自分にとって何を優先するべきかを

子ども自身が考えられるように関わっていくことが大切なんだと思います。

親が全部決めるのではなく、一緒に考える。

必要なら、やめることも含めて整理する。

そして、子どもが自分で納得して動けるのを待つ。

この積み重ねが、親のイライラを少しずつ減らし、

子どもが自分で選んで進む力にもつながっていくはずです。

「やりなさい」と言い続けるだけでは苦しくなる時こそ

子どもの優先順位を一緒に考える時間を作ってみてくださいね。

  • この記事を書いた人

HiRomama

はじめまして、HiRoママです。 3姉妹育児のリアルな体験談をもとに、子どもへの声かけや関わり方の工夫を中心に発信しています。 読んだあとに「明日ちょっとやってみよう」と思えるヒントになればうれしいです。

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