受験が近づくと、子どもより親のほうが焦ってしまうことはありませんか?
「まだ大丈夫」
「まだ間に合う」
そんな空気が続くと、本来やるべきことが後回しになり、
見ているこちらは不安になりますよね。
「本当にこのままで大丈夫なのかな…」
と感じながらも、どう声をかけたらいいのか分からず
迷ってしまうこともあると思います。
わが家でも、子どもが受験生だった時に同じような悩みがありました。
そこで意識したのは、ただ勉強をうながすことではなく、
その先の未来を想像できるようにすることでした。
この記事では、実際に試してよかった「受験生の心を動かす関わり方」
をお伝えします。
受験生がなかなか動けないのはなぜ?
なかなか動けない理由は、やる気がないというより
受験をまだ自分のこととして実感しきれていないことが大きいと感じました。
受験は、多くの子どもにとって初めての大きな経験です。
どれくらい大変なのか、どれくらい頑張る必要があるのかを
最初からはっきりイメージできる子ばかりではありません。
そのため、
「まだ日にちがある」
「今すぐ本気を出さなくても間に合うかもしれない」
という気持ちが出やすくなります。
親としては、その姿を見るたびに焦ってしまいますよね。
でも、そこで強く言い過ぎると、子どもの気持ちが追いつかず
逆に動けなくなることもありました。
だからこそ必要なのは、責めることではなく
自分から頑張りたくなる理由を見つけることだと感じました。
なりたい自分を想像させると、どうして心が動きやすくなる?

なりたい自分を想像させることで、未来の自分が見えると
今の頑張りに意味を感じやすくなるからです。
受験勉強は、すぐに結果が出るものではありません。
目の前の大変さだけを見ていると、苦しさのほうが大きくなってしまいます。
そこでわが家で意識したのが
「なりたい自分を想像させること」
でした。
たとえば、
「志望校に合格したら、どんな毎日を送りたい?」
「その学校でどんなことをしてみたい?」
「どんな自分になれたらうれしい?」
そんなふうに、受験の先にある未来を考えられるような
声かけをしていました。
最初はうまくイメージできなくても大丈夫です。
それでも、
「今この一瞬だけを頑張ることができたら、その先にはなりたい自分が待っている」
と伝え続けることで、少しずつ気持ちに変化が出てきました。
「やらなきゃ」ではなく、「こうなりたいから頑張る」。
この気持ちに変わった時、子どもの行動に変化が見えるようになりました。
合格したらやりたいことリストを書くと、何が変わる?

これをやることで、頑張る理由が子どもの中ではっきりするからです。
わが家で特に効果を感じたのが、
「合格したらやりたいことリスト」を書くことでした。
たとえば、
・入りたい部活
・新しい制服で通う自分
・友達とやってみたいこと
・楽しみにしている学校生活
どんな小さなことでも大丈夫です。
頭の中で思っているだけだと、気持ちは流れてしまいやすいものですが
紙に書き出すことで「叶えたい未来」がはっきりしてきます。
実際にこのリストを書いたあと、うちの子は
少しずつ行動が変わっていきました。
「これを実現したい」という気持ちが、
日々の勉強につながっていったのだと思います。
やる気を行動につなげるには、何をしたらいい?

やる気を行動につなげるためには、
今やるべきことを小さく分けて考えることです。
未来が見えても、やることが大きすぎると動きにくくなります。
そこでわが家では、
「そのために今できることは何だろう?」
と一緒に考えるようにしていました。
たとえば、
・今日は苦手な教科を少しだけ進める
・学校の課題を先に終わらせる
・今週は英単語を優先する
・机に向かう時間を決める
このように小さな行動に分けることで、一歩が出やすくなります。
ここで大切になってくるのが
「優先順位の考え方」です。
親が全部決めるのではなく、子ども自身が
「今、何を優先するべきか」を考えられるようになると
行動も変わっていきます。
「勉強が苦手な子が集中しやすくなる勉強法」について、こちらの記事でも詳しくまとめています。
▶ 勉強が苦手な子は、時間の使い方によって集中しやすい環境になる
親がどこまで関わる?見守ることも必要?

親が関わるのは、きっかけを作ってあげるだけ。
そのあとは子どもを信じて見守ることも大切だと感じました。
親も子も初めての受験なら、不安になるのは当然ですよね。
勉強の進み具合が気になって、つい口を出したくなることもあります。
ただ、親が細かく言いすぎると、子どもは「自分の受験」として
向き合いにくくなってしまうことがあります。
わが家でも、できるだけ口出ししすぎず
・落ち込んでいるときは声をかける
・頑張っている過程を認める
という関わり方を意識していました。
すると少しずつ、子どもが自分の意思で動けるようになっていったように
感じました。
まとめ
受験生の心を動かしたいとき、親はつい
「早く本気になってほしい」と思ってしまいますよね。
でも実際に効果を感じたのは、
・なりたい自分を想像すること
・やりたいことを書き出す
・今やるべきことを小さくする
という流れでした。
この流れができると、受験勉強は
「やらされるもの」ではなく、
「自分の未来のための行動」に変わっていきます。
親が焦る気持ちはあって当然です。
それでも、無理に勉強をする気持ちへ引っ張るのではなく
子ども自身が自ら勉強をする気持ちへ動くきっかけを作ること。
そして、その後はそっと見守ること。
そんな関わり方が、受験期の親子にとって
大きな支えになるのではないでしょうか。
この記事を読んだ方の悩みが少しでも軽くなりますように。